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堀部安嗣/住まいの基本を考える

2,640円

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著:堀部安嗣 版元:新潮社 P127 B5判変形 2019年4月刊 これからの住まいのかたちは、どのようなものになっていくのだろう。「巣」にも例えられる住宅は、住む人の有形/無形の財産を護り、拠り所となる場所でもある。程よいサイズ、残っていくデザイン。多くの住宅設計を手掛けた著者による、本格的な住宅論。 -----  そうした受け身でいながら積極的という姿勢(本書では「パッシブデザイン」と呼ばれる)は、環境に負荷を与えることなく、住む者に自らの倚って立つ価値を再認識させるだろう。本書には、実際にその住宅に住む、施主のインタビューも掲載されているが、それを読めばこれらの住宅が、建築家の〈作品〉として恣意的に作られたものではなく、その土地の声をよく聴き、人によりそって建てられていることがわかる。…  本書では、経験から紡がれたことばが、読むものの腑に落ちるよう、〈平易に〉書かれている。便利な専門用語には頼らずわかりやすく書くことは、簡単なようでその対象を知り尽くしていないとできないことだ。本のつくりもゆったりとして、読んでいるあいだは、心地よい家に招かれたような感覚になるだろう。個人として生きることを大切にした、これからの住宅を考えるにふさわしい一冊である。(『CONFORT』169号より、店主の書評を一部抜粋)

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