著:大西寿男 版元:創元社 P256 四六判ソフトカバー 2021年5月刊
頁を開くとすぐ「言葉を正し、整えることで、文字情報がより正確でより効果的に相手に届くようサポートする」「ゲラの言葉にとってどうなのかということだけをつきつめ」などの金言が。実務はもちろん、その仕事のあるべき姿を書いた校正論の復刊。
【目次】 *版元サイトより
はじめに
第1章 引き合わせ――校正の仕事(1)
第2章 素読み――校正の仕事(2)
第3章 言葉を「正す」という校正
第4章 言葉を「整える」という校正
第5章 受け身であること――校正の原則(1)
第6章 言語世界の相対性――校正の原則(2)
第7章 言葉のあるべき姿――校正の役割(1)
第8章 信じることと疑うこと――校正の役割(2)
第9章 組織としての校正
第10章 編集の時代
第11章 言葉の客観化
第12章 校正のこころ
終章 言葉のよろこぶほうへ
校正のためのQ&A
注
参考文献リスト――校正を学ぶために
図版出典一覧
あとがき・謝辞