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ハン・ガン/引き出しに夕方をしまっておいた

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著:ハン・ガン 訳:きむ ふな、斎藤真理子 版元:クオン P192 四六判仮フランス装 2022年6月刊 ハン・ガンの凛として強い言葉を小説で読むたびに、この人の詩をまとめて読んでみたいと思っていた。しんとした静けさから削り出されたような、やわらかくて硬質な声。時間はゆっくりと流れ、魂に効いてくる詩篇。 【内容】 *版元サイトより 回復に導く詩の言葉 ハン・ガンによる詩60篇を、著者の小説を手掛けてきた翻訳家きむ ふなと斎藤真理子の共訳により刊行。 巻末に収録した翻訳家対談では、韓国における詩の受容や詩人としてのハン・ガンなど、広く深みのある話が繰り広げられており読者を韓国の詩の世界へ誘う格好のガイドとなっている。 ........................................... ハン・ガンの小説は美しく、同時に力がある。 繊細さだけではなく強さがある。 その元にあるものがこの詩にあらわれている。 ――斎藤真理子 ハン・ガンにとって詩は 内密な自分自身の声に正直なもの。 詩を書くことで、心身のバランスや 問いを直視し続ける力を回復していく。 ――きむ ふな ........................................... 目次 一部 明け方に聞いた歌 二部 解剖劇場 三部 夜の葉 四部 鏡のむこうの冬 五部 真っ暗なともしびの家 対談 回復の過程に導く詩の言葉──訳者あとがきにかえて

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