著:アリス・ウォータース、ボブ・キャロウ、クリスティーナ・ミューラー 版元:海士の風 P232 四六判ハードカバー 2022年10月刊
きちんとした敬意と対価が支払われた食事は、美しくおいしい。世界中をファストフード文化が席巻する中、農家が育てる地の食物、その季節のものをいただくスローフード運動は、確実にその裾野を広げている。
【内容】 *版元サイトより
“オーガニックの母”アリス・ウォータースが、生涯のテーマであるスローフードの世界観についてファストフードの世界観と比較しながら初めて語る。
私たちは食べることを通じてその世界を生きている。
「何を大切にし、どんな世界をつくりたいのか」
1970年代から人と食と地球に人生を捧げた著者が問いかける。
読み終えたとき、目の前の食事から、忘れかけていた大切なものが見えてくる。
美しさ、働く喜び、シンプルであること……
私たちのこころとからだを解きほぐす滋味あふれる言葉たち。
ほんの少し足をとめて、世界の豊かさを感じてみませんか。
はじめに
ファストフード文化
便利であること
いつでも同じ
あるのがあたりまえ
広告への信頼
安さが一番
多いほどいい
スピード
スローフード文化
美しさ
生物多様性
季節を感じること
預かる責任
働く喜び
シンプルであるこ
生かしあうつながり
終章 どう食べるか、どう生きるか
謝辞
訳者あとがき