著：稲葉俊郎　版元：ライフサイエンス出版　P298　四六判ソフトカバー　2023年11月刊 稲葉さんの生命は、〈山〉とは切れないところにある。登山はもちろん、自身の医療の原点となった山岳医療、心の深いところに触れる山と芸術、そしていま居る「いのちの居場所軽井沢」。そうしたすべてを「メディスン」と呼び、体験から思考した本。 【内容】　＊版元サイトより メディスンとは英語で「医学、医療、医術、薬、魔法、治す、通過儀礼」 山岳医療に携わり、山に魅了された著者が辿り着いた山の思索の到達点 病院にアートの手法を応用するなど、多方面での活動を展開し、注目を集める医師である著者は、「生きていくうえで大切なこと、かけがえのないことのすべてを山から学んだ」と語る。 本書は、心身の不調に悩まされていた著者の学生時代や大学時代の山との出会い、山岳部でのエピソードを紹介するとともに、長年の登山や山岳診療所での経験などを通して深めた著者独自の思索の数々を「メディスン」をキーワードに展開する。また、巻末には山岳診療所所長や山岳部監督を務めた著者独自の登山テクニックと救急医療のABCを解説。登山愛好家・自然を愛する人に読んでほしい現代版『山のパンセ』