著:三宅玲子 版元:光文社 P344 四六判ソフトカバー 2024年3月刊
それぞれの本屋には、それぞれの事情・物語がある。注意深い取材から、隠されたその糸を手繰り寄せ、自身の文章としてそれを書き起こした11店舗の話。やはり本屋という場所は必要で、誰かがその仕事を受け持っているのだ。Titleも取材していただきました。
【内容】 *版元サイトより
出版不況と言われて久しいものの、「本」という形態のメディアは決して不要となったわけではない。しかし、ネット書店で本を取り寄せる習慣は私たちの生活に定着し、本を「買う」場所は激変した。商店街のちいさな書店はもはや当たり前の風景ではなくなっている。
しかし、それでも新しい「本屋」を開く店主たちがいる。
いま、なぜ本屋なのか――。
北海道から九州まで。
全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション。
〇登場する書店
留萌ブックセンター(北海道)
今野書店(東京)
定有堂書店(鳥取)
ウィー東城店(広島)
ブックスキューブリック(福岡)
本屋 Title(東京)
高久書店(静岡)
双子のライオン堂(東京)
汽水空港(鳥取)
MINOU BOOKS(福岡)
橙書店(熊本)