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最首悟/能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ

1,540円

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著:最首悟 版元:創元社シリーズあいだで考える P160 四六変形判ソフトカバー 2024年3月刊 人は自立した個人でありながら、別の誰かの存在があるから「人間」なのだ。優生思想、価値のあるなしという考えにあらがい、弱くてもいい、頼ってもいいと思えるかどうか。同じいのちに価値づけをしない、中高生と粘り強く語り合った記録。 【内容】 *版元サイトより 本書は、著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通い続けた水俣の地と水俣病などについて、10代の3人の若者を相手に語った記録である。能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考える。(装画:中井敦子) 【目次】 はじめに 第1回 頼り頼られるはひとつのこと  「3人の自分」と星子さんの誕生  星子さんとの暮らし  頼り頼られるはひとつのこと   コラム 「聴(ゆる)す」=心をひらいて聞く 第2回 私の弱さと能力主義  「弱さ」と能力  やまゆり園事件の植松青年とのかかわり  能力で人の生死を決められるのか 第3回 開いた世界と閉じた世界  社会の中の優生思想  自立と自己責任  「個人」の西欧と「場」の日本   コラム 「いる」と「ある」の違い  開いた世界と閉じた世界   コラム 日本語の中の成り行き主義  いのちの中の死と生 第4回 いのちと価値のあいだ  差別と水俣病  石牟礼道子が伝えた水俣  いのちと価値のあいだ おわりに いのちと価値のあいだをもっと考えるための 作品案内

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