著:内田樹 編訳:朴東燮 版元:アルテスパブリッシング P240 四六変形判ソフトカバー 2024年6月刊
混迷の時代は、物事の本来に立ち返るとよい。本とはどのようなもので、その本が並ぶ図書館という場所は、どうあるべきなのか。韓国の独立研究者が編んだ、ありそうでなかった氏の「図書館と書物」に関するエッセイ。
【内容】 *版元サイトより
世界でただ一人の内田樹研究家、朴東燮氏による韓国オリジナル企画の日本語版を刊行!
2023年の講演「学校図書館はなぜ必要なのか?」をメインに、日韓ともにきびしい状況に置かれている図書館の本質と使命、教育的機能、あるべき姿を説き、司書や図書館人にエールを送る第1部「図書館について」と、「出版は伝道活動である」(2024年の講演)、「書物は商品ではない」などで、「読む」ことの意味や本の未来などを語る第2部「本と出版について」で構成。
朴東燮氏の卓抜な内田樹論「『伝道師』になるということは」と
李龍勳氏の推薦文「『図書館的時間』を取り戻すために」を収録