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pha/パーティーが終わって、中年が始まる

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著:pha 版元:幻冬舎 P184 四六判ソフトカバー 2024年6月刊 自分にそんな時が来るとは思わなかったけど、気がつけばいつの間にか「つかまっている」。まだ完全に枯れた訳でもなく、それでいて滅びの実感はある。そうした四十代半ばのほんとうを、そのまま書いた、エッセイらしいエッセイ。 【内容】 *版元サイトより 定職に就かず、家族を持たず、 不完全なまま逃げ切りたい―― 元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス⁉ 赤裸々に綴る衰退のスケッチ 「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。 何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。 この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。 喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――本文より 若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を綴る。

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