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著:十田撓子 版元:思潮社 P112 A5変形判ソフトカバー 2017年11月刊
【内容】 *出版社ウェブサイトより
第68回H氏賞受賞!
さきの世で繋がる人たちはとうに立ち去った
とても遠い呼び声を
ずっと聞いていたような気がする
(「銘度利加」)
「来満街道は、山深い大湯で育った少女の、そしてこの詩集の夢の通り路である」(吉田文憲)。「『銘度利加』は、新しい受洗者名簿(メトリカ)として、大湯の町のハリストス正教の記憶を後の世に伝えるだろう」(林浩平)。この土地を行き交う者たちの気配を、胎内に響かせ、鎮める、聖なるうた声。第1詩集。