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著:向坂くじら 版元:百万年書房 P230 四六変形判ソフトカバー 2024年10月刊
奔流のような言葉は、読んでいるだけで快楽だ。書くということが、いま生きていることの証明となるような詩。向坂くじらさんの第一詩集が、増補・新装版としてふたたび。
【内容】 *出版社ウェブサイトより
星座
●キッチン
二十七歳
迷子
四月の昼
月子、ハズゴーン
満潮
サービス
怒りだ
誤認
潮鳴り
トマトポークカレー(もっとも個人的な)
●玄関口
牛乳を一杯わけてください
ほしがる
棲みうつる日
ちいさな群れ
城塞
変態
●子どもたち
区別
線とハサミ
クライスト
踊り
月が欠ける
性的な誘い
目撃
提案
あったかくして
●波のうつ部屋
君の帰りを待ちながら書いた詩
食いちがう
波のうつ部屋
カウント
水べ
ディナーテーブル
許しが訪れるのを待って
航路
死ぬ前の話
●窓
ショウ
ベッドタウン・パレード
見せてあげる
ぶん
同い年
肉眼
豊穣
えり子を知りませんか
新しい足
ねえ、おかあさん
●とても小さな理解のための
おとなりは
ねずみを殺す
いてもいても
メッセージ・イン・ア・ボトル
詩がどこにもいなかった日
ディスカウント
理解へ(家庭的な解釈)
アンダスタン
青いしっぽ
冬に光る
週末