



著:影山知明 版元:クルミド出版 P480 四六判ソフトカバー 2024年12月刊
誰か他人の時間を生きるのではなく、自分固有の時間を生きる。主語を小さくして、いのちを活かしあう社会をつくる――いくらファンタジーと言われても、人が奪われない未来は、自分たちでつくるしかないのだ。影山さん九年の、ぶ厚い思考。
【内容】 *出版社ウェブサイトより
「あなたの雇い主は、実はシステムなのだ。」
──システムの力が強くなると、あなたが、時間が、関係性が、ことばが、手段になる。すべてが利用価値ではかられるようになる。現代の生きづらさの原因はここにある。
あなたがあなたであることから、それを互いに受け止め合うことから、やり直せないか。
クルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で。
何かとたたかうのではなく、何かを変えようとするのではなく、軽やかに、遊ぶように、「もう一つの道」を切り拓いてきた著者による、実践の記録。未来への展望。
種が土と出会い、芽を出し、やがて木へと育つように。一本の木が、まわりのいのちと関わりながら生態系を育み、やがて森へと育つように。
解き放とう、あなた自身を。
「一つ一つのいのちが大切にされる社会」はもう、すぐそこにある。