




著:牟田都子 版元:アノニマ・スタジオ P142 A5判ソフトカバー 2024年12月刊
校正・校閲といえば「書籍」というイメージだけど、テレビ、ウェブ、地図、レシピなど、言葉のあるところすべてに、言葉の護り手がいる。それはとても頼もしいことで、だからみんな存分に力を奮うことができるんだ。
【内容】 *出版社ウェブサイトより
世の中には様々な校正・校閲の現場があるはずなのに、現場に関わる人以外にはなかなか中が見えづらい。本書は、校正者の牟田都子さんが11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集です。
マンガ、レシピ、テレビ、辞書、ウェブ、法律書、スクール、地図、新聞、商業印刷物、雑誌、それぞれの現場における特徴や進行の仕方、仕事の醍醐味や難しさを伺い、その現場特有の仕事道具や、どのような経緯で今の仕事に就いたのかなども教えていただきました。
校正・校閲に興味のある方、言葉そのものに関心のある方にぜひ手にしていただきたい内容です。
【目次】
はじめに
1 マンガ 講談社校閲部
2 レシピ レタスクラブ(KADOKAWA LifeDesign)
3 テレビ タイトルアート
4 辞書 境田稔信
5 ウェブ ヴェリタ
6 法律書 有斐閣法律編集局校閲部
7 スクール 日本エディタースクール
8 地図 平凡社地図出版
9 新聞 毎日新聞社校閲センター
10 商業印刷物 タクトシステム
11 雑誌 BRUTUS(マガジンハウス)
参考文献
より校正・校閲を知るためのブックリスト
おわりに