new





著:森田真生 絵:西淑 版元:福音館書店 P216 四六変形判仮フランス装 2025年4月刊
数を持たずに生まれてきた子どもは、いつしか成長し、数に満ちた世界を歩んでいく――二人の息子と生きて、ともに成長した五年間の記録。世界と出会うみずみずしさが、西淑さんの絵とも響き合いながら描かれ、一冊の本として大切に編まれている。
【内容】 *出版社ウェブサイトより
「生まれたばかりの息子を初めて腕に抱いたとき、いつか彼が数をかぞえたり計算をしたりする日が来るとは、まだとても信じられなかった。言葉もない、概念もないのだ」(本書より)。しかし、やがて、子どもの心の中には数が“生まれ”、おとなと共に“育み”あうようになる。3歳と0歳のきょうだいが、8歳と5歳になるまでの驚きに満ちた日々。独立研究者、森田真生があたたかく見守り、やわらかに綴る。画家、西淑による挿絵もふんだんに掲載。