版画:柳本史 文:外間隆史 版元:未明編集室 160P B6変形判ハードカバー 2026年2月刊
この世界には、耳を澄ませていなければ、聞こえてこない音がある。そうした音に導かれた、ショパンを踊る黒猫や、南下を続ける牛たち……。柳本史と外間隆史のコンビがふたたび贈る、猫とドーナツと音楽を愛する、大人のための物語。
【内容】 *版元ウェブサイトより
『雨犬』『銀座』につづく版画家・柳本 史と想像家・外間隆史との共著新作です。
ショパンを踊る黒猫マズーと遠い目をした女の子・野々が蒸発。国分寺から妙義山を経てアラスカへ向かう。
残された男・映介と飼い猫・小石のドーナツの穴の中のように静かな生活……。ショパンのピアノ曲集『マズルカ』を基調に、ストーンズ、ディラン、ニーナ・シモン、池間由布子までをも音楽のモチーフとした、音楽畑で活動してきた外間隆史ならではの詩的な物語展開に、柳本 史の青と黒による版画が素朴ながらも精緻な美技による見事な世界を提示、ページをめくる指が踊ります。