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著:三好愛 版元:ミシマ社 168P 四六判ソフトカバー 2026年6月刊
目の前の出来事を素朴に書けば書くほど面白い。そのひたひたと静かに迫る筆致は、グレーになった読者の気持ちを宙づりにしたまま、置き去りにする。
日常にひそむちょっとしたモヤモヤを書いて面白い、三好さんの新作エッセイ。もちろんイラストもふんだんに。
【内容】 *出版社ウェブサイトより
「うんちは、寡黙で実直に、世界を伝えてくれています。」
絵と言葉が、それぞれ別の道をたどりながら、濃淡ある日々の中で交差する。
稀代のイラストレーターによる、「人とものとの距離」をめぐる待望のエッセイ集。
子どもと、他人と、ものと、自分自身と…
日常の見慣れた関係が、ちょっと動き出す。
【目次】
うんちは世界を吸いこんで
●日常ざわつく
ぷよぷよの扱い
おかえりアイロン
でてきたよ
ハラミ出かける
おすしのおしり
ふところにおじさんを
あてのないおなら
おじさんのだし
ありがとうどん
近所のペイペイ店長
そのとき道に落ちてたものは
ちょっとだけ食い込む
●内側内側そのまま外側
近寄りたいのに
楽しみぞろぞろ
私の私を
うんちとの距離
こうして「母」を身につける
つぎのおそとにさようなら
祖母がころころ
贈るの苦手
コメダでムフン
鼻の交換
三時に生まれたあかちゃんのキリン
麦茶の輪廻
うんちを落とす私たち
●大丈夫だよのさきに
転んだもっちりおばあさん
上司の獰猛なうんち
なめらかなテレサ
さようならをやりつくす
うんちを世界に馴染ませる
大丈夫は貪欲に
あとがき うんちだってひとり